陶芸教室講師*大橋詠理子
陶芸教室講師*大橋詠理子

 

陶工房 遊子*大橋 詠理子と申します。

 

   「ものづくりの楽しさや喜びを

 

      皆さんと分かち合いたい!」

 

     そういう想いで陶芸を作っています。

陶工房 遊子(ゆうし)の想い


   ~ネーミングの由来は漢詩~

皆さんは、李白の漢詩「送友人」(友人を送る)を ご存じでしょうか?

      送友人  李白 

 

     青山横北郭      

     白水遶東城

     此地一爲別

     狐蓬萬里征

     浮雲遊子

     落日故人情

     揮手自茲去

     蕭蕭班馬鳴

{書き下し文}  友人を送る

 

青山 北郭に横たはり

白水 東城を遶る(めぐる)

此の地 一たび別れを爲し(なし)

狐蓬(こほう) 萬里に征く(ゆく)

浮雲 遊子の意

落日 故人の情

手を揮って 茲自り(ここより)去れば

蕭蕭として 班馬鳴く(はんばいななく)

 

 


遊子(ゆうし)は、遊ぶ子供 と書きますが

漢詩の中では、旅人のこと。

浮雲遊子意・・・浮き雲は旅人の心のよう。

 

というところから、

①遊ぶ子供のように概念に捕らわれることなく

いつでも やわらかで自由な発想を持ち続けたいという想いから名付けました。

 

②「遊子」を旅人と捉えた時に、

見えて来るもの、それは人生において、

全ての人が 今の時代を共に旅する人であること。

詩 全体からは、

「別れの悲しみを たたえた、

 心に染み入る美しい情景が広がります」

以前は、このように ノスタルジックな美に感動!

という表面的な見方しか出来ませんでした。

 

今の私の心には、

もっと内面的に深く響くものがあります。

 

「別離」を主題にした詩には

2つの捉え方があると言われています。

それは ”惜別派”と”現時派”

惜別派は「別れの時を惜しみ再会を誓う」

現時派は「別れは常にあるのだからこそ

     今、このときを大切にしよう」

           というものです。

 

私は、現時派の心、

一期一会を大事にしたい と思います。

 

ものづくりに大切な

 *やわらかな心人との出会いに感謝

 

この2つを忘れないために、

    「遊子」の名を刻みました。

陶工房 遊子 の めざすもの


   ~2つの取り組みの関連性~

陶工房 遊子は

教室と出張講習会

そして、

作品作り(ネットショップなど)の

2つから成り立っています。

この2つはバラバラに考えることは

出来ません。

 

教室や講習会で共に学び合い、

そしてショップに訪れてくださる

お客様との出会いを大切にし、

いつも素直に、誠実でありたい

と思います。

 

私どもは皆様に支えていただき、

この道を照らし

導いていただいていると感じています。

それらは必ず、技術の向上のみならず

想像力をも、かき立てる大切な宝物です。

 

豊かなライフスタイルをコンセプトに

制作し続けたいと思います。

さらには、

それを自由闊達に表現できたら最高です。

 

この目標を掲げ、いつでも忘れないように

できる限り、ブログをアップします。

ブログを綴ることが、

私の成長に繋がるものと信じて。

 

ブログも是非、ご覧ください。